飽きっぽいこの私が皮肉なことに、にっくきコロナ様のお陰で
１ヶ月間毎日、歯磨きやシャワー以外に続けられたことがある！
ハワイがロックダウンに突入したのは
忘れもしない３月２３日の夕方４時半
その知らせだって前日に言い渡されたのだから
心の準備なんてあったもんじゃなかった
もうワラワラワラワラワラワラと
スタッフと緊急ミーティングして店を片付けて
１ヶ月も店をクローズした後の（結局２ヶ月クローズになったけど）
起こり得る経済的ダメージが頭を駆け巡るも
とにかく公私共に、ロックダウンライフをどうにかしなくっちゃ！
ということしか考えられなかった
そしておよそ２４時間後にロックダウン突入。。。。
正直頭の中は真っ白だった。。。。
もちろん私だけじゃなく
今の時代に生きている人のほとんどは
パンダミックを経験するのは生まれて初めてだから
誰もが何をどうしていいのかわからないわけだけれど
とにかく、今、私ができることは何？
ビジネスを続けていくためにできることは？
スタッフの雇用を守るためにできることって何？
もうそれしか考えられなかった
そして。。。。
ほぼ半分ヤケクソ状態で動画投稿をスタート
「試着ができない水着をネット上で売る！」という
とても危険なプロジェクトをスタートさせてしまったのだ
それも「ハワイのロックダウンが終了するまでの３０日間！」と
恐ろしい宣言もしてしまった！
ハワイ版『ジャパネットたかた』になりきった私は
毎日毎日、ほぼぶっつけ本番で動画を作り続けた
店を開けている時よりも忙しくなってしまったことにあとから気付くも
ワールドワイドに宣言しちゃったから ”アトノマツリ”
動画は自宅で撮っているので家の中は大量の水着で足の踏み場もなく
たまに自前の水着をマネキンのプアちゃんに着せてしまったり
間違って旦那の引き出しに黒のビキニボトムを入れちゃったり、と
もうめちゃくちゃ 泣
だけど。。。。
火事場の馬鹿力とは、昔の人はよく言ったもんですね
なんとか３０日間、３０の動画をアップすることができました！
今考えると、続けられた最大の理由は
チャンネル登録者はそれほど増えず150人にとどまるも
日々直接送られてくる応援メッセージが半端なかったことに尽きます
応援メッセージを受け取るたびに嬉しさで胸が熱くなった。。。
でも
それと同時に、こんな事態になったこれからの世の中が
ほんとに心配でたまらなくなり。。。
この３０日間マジで心が休まる日は1日もなかった
心労で倒れるかもと思ったことも何度もあった（いまでもね）
心臓がドキドキして、いてもたってもいられず
旦那にしがみついて泣きはらしたこともあった
そんな時はみんなの応援メッセージを読み返し
「よっしゃぁ、頑張るぞい！」と自分を奮い立たせ動画を作り
その動画を観て連絡をくださるお客様の対応に没頭した
そんなケオスの中で大きな学びがあったのでシェアします
え？そんなこと？いまさら？って自分でもかなり驚いてるんだけど
「人間は助け合ってしか生きられない」ってこと
助け合う種類はなんだっていい
- 心の助け
- 金銭的な助け
- 相手に時間を使う
- 祈ること
そして、どんな形でも
「助けるだけじゃなくて助けてもらう」
ということが、ほんとに大事なことだと悟った
人は、助けてもらうことを経験することで
逆に自分が誰かを助けるべきタイミングとか
相手がどう助けて欲しいと思っているのかを学ぶのだと思う
「食べてサポートしよう！」という素晴らしいアロハな運動がハワイ中で叫ばれる中
残念ながら小売店業界へのサポートはゼロだった。。。。
だったら自分で行動を起こす以外に生き残る術はないと気づき
お客様に来ていただけないならネット上でなんとかするしかない、と
だから今回私が『ジャパネットたかた』になり切る覚悟ができたのは
そうしないと生き残れない＝スタッフは愚か自分でさえも守れない
だったら「助けてもらうしかない」という危機感からだった
だから！
今回の動画配信３０日間で
水着を購入してくださったあなたに！
本当に本当に心から感謝しています
私と私のスタッフを助けていただきありがとうございます
世界は海と空でつながっている
だから私たちはどこにいたって「ひとつ」で「同じ」
助け合わずに、他にどうやって生き残る方法があると言うのだろう
最近、昔からの言葉の持つ偉大さを体感しています
『持ちつ持たれず』昔の人はいいことを言いました
あなたに、心から本当にありがとう
おかげさまでオアフ島は５月１５日から
小売店もビジネス再開が約束されました〜